ユーザーに車検代行業と国から認証された事業場の違いをPRするために、マスコミによる広報活動を行うとともに、整備業界の社会的評価の向上に努めた。
(1)自動車整備関係情報の収集と提供
道路運送車両法の改正や施行規則及び保安基準の改正等について、情報の収集を行うとともにFASニュース等で紹介を行った。
●エンジンオイル劣化による車両火災事故について(FASニュース8 月号)
●トレーラ・ハウスを一時的に運行できる制度改正について(FASニュース2 月号)
(2)情報誌としての会報(FASニュース)の充実
自動車重量税の税率変更や自賠責保険料の改定など、法律関係の改正に関してはできる
だけわかり易く掲載するとともに、自動車整備技能競技大会の開催結果や各地区、各支部
で開催されたイベントなどを紹介し、読み易く親しみのもてる誌面作りに努めた。
(3)ホームページによる迅速な情報提供及び会員事業場ホームページ作成の推進
自動車ユーザーに車の点検整備に関する情報や点検教室開催等の情報を発信し、自動車
の点検整備に対する意識の向上を図るとともに、整備業界のイメージアップに寄与した。
また、会員に対しては無償によるホームページの作成を呼びかけた。その結果、2 事業
場がホームページとリンクするなど、利用促進に取り組んだ。
(4)広報活動の実施
●新聞による広報として毎日新聞の交通安全運動関係紙面( 8 月25日)に「FASエコキャンペーン」の広告を掲載した。
●各地区で開催された「のおがた夏まつり」「久留
米水の祭典」「行橋夏まつり」「かいた産業祭」な
どのイベントで、FASマークの広報活動を行った。
●福岡市東区の「海の中道海浜公園」とタイアップ
し、サンシャインプールなどで使用できる特別割
引券にFASマークを印刷して、会員事業場に10
枚づつ無償配布した。
●筑紫郡那珂川町の大型温泉施設「那珂川清滝」とタイアップし、岩盤浴や露天風呂など
で利用できる特別割引券にFASエコキャンペーンの広告を掲載して、会員事業場に10
枚ずつ無償配布した。
●福岡市西部3 Rステーションで開催する「エコフェスタ2012」に参加して、交換部品や
電気自動車の展示を行い、来場者に対して日常点検の必要性とエコ車の動向や電気自動
車のわかりやすい構造説明によりFAS工場への入庫啓発を行った。
(5)マイカー点検キャンペーンの一環としての自動車点検教室の開催
●マイカー点検キャンペーンの一環として、各支部や区役所、商工会等の共催による点検教室等を県下8会場で開催した。
また、各地で行われるお祭り会場やイベント会場、スーパーの駐車場等で無料点検を実施した。
(6)長期使用車両に対する「業界が推奨する点検」の提案及び展開
長期使用車の増加に伴う点検項目の推奨による売上拡大を促すために、日整連が作成し
た啓発用チラシを整備主任者研修会時に配布して啓発を行った。
(7)ユーザーからの整備相談に対する窓口の充実
福岡県内の整備相談件数は5 件であった。