九州・沖縄地区の6 月新車販売 9 ヶ月連続で前年実績を上回る
6 月の新車販売台数は、前年同月比0.7％増 の4 万1103台となり、微増ながら9 ヶ月連続 で前年実績を上回った。登録車は4.8％増の2 万3349台で、4 ヶ月連続の前年超えとなった 一方、軽自動車は4.3％減の1 万7754台で、 9 ヶ月ぶりに前年割れした。新車市場での軽 比率は43.2％となり、前年同月に比べ2.3ポイ ント低下した。九州・沖縄地区の上期新車販売 前年を大きく上回ったが17〜19年比では大幅減
九州・沖縄地区の2021年上期（ 1 〜6 月） の新車販売台数（登録車＋軽自動車）は、前 年同期比12.4％増の28万7329台となり、2 年 ぶりに増加に転じた。登録車は沖縄を除く7 県、軽自動車は全8 県で前年超えした。新型 コロナウイルスの感染拡大に伴う生産停止や 時短営業などで大幅な減少を強いられた前年 は大きく上回ったものの、32万台規模だった 2017〜19年比では、いずれも11％超の減少と なった。受注は堅調ながら、今後は半導体不 足による供給の遅延が懸念されている。電動車販売台数 2021年上期 前年同期比19％増 新型効果や補助金拡充で
2021年上期（ 1 〜6 月）の乗用車（軽自動 車含む）におけるハイブリッド車（HV）や電 気自動車（EV）などの電動車販売台数は前年 同期比19.0％増の77万7082台となり、市場全 体の伸び率を大幅に上回った。乗用車に占め る電動車比率は前年同期と比べて2.2ポイント アップの38.0％。このうち、登録車の電動車 比率は41.2％と2 年ぶりに4 割を超えた。国交省 車載通信装置の標準化へ 災害情報など一斉配信
国土通産省は、コネクテッドカーの普及が 本格化しているのに対応して車載通信装置の 標準化に乗り出す。地震や洪水などの大規模 災害発生時に車載通信装置を活用して危険や 避難情報を一斉に配信するなど、自動車で避 難する人の安全を確保することが狙い。自動 車の安全や環境に関する技術基準を世界で統 一する国連自動車基準調和世界フォーラム （WP29）を通じて通信装置の国際標準化を推 進していく。大型車メーカー 飲酒運転防止システムの標準化を改めて検討 千葉・八街の事故受けて
大型車メーカー4 社が飲酒運転防止システ ムの搭載に向けて再検討を開始した。これま でも事業用自動車の飲酒運転による交通事故 が起こるたびに飲酒運転を防止するシステム の搭載を検討してきたが、コストなどが課題 となり、標準装備化を見送ってきた。千葉県 八街市で飲酒運転のトラック運転手による児 童死傷事故が発生したことを受けて、大型4 社が連携し、事業用自動車に飲酒運転防止シ ステムを標準搭載する道を探る。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.