九州・沖縄地区の10月新車販売 登録、軽そろって2 桁のプラス
九州・沖縄地区の10月の新車販売台数は登録 車、軽自動車ともに2 桁の伸びを示し、全体で は前年同月比12.8％増の4 万7575台を大きく伸 長した。総市場の前年超えは4 ヵ月連続となる。 登録車は同11.2％増で2 ヵ月連続の増加、軽自 動車も同14.8％増で2 ヵ月ぶりに増加に転じ、 そろって前年実績を上回った。新車販売に占め る軽自動車の比率は前年同月より0.8ポイント アップの45.6％となった。自動運転実証実験 みやま市で50日間
国土交通省は、中山間地域で長期の自動運転 実証実験を開始した。福岡県みやま市で12月半 ばまでの50日間、「路車連携型」の技術を採用 したヤマハ発動機製の6 人乗り車両を使い、技 術およびビジネスモデルとしての検証を行う。長 期の実証実験は全国初。今後、バスタイプなど でも長期の実証実験を行う考えで、成果を自動 運転車を活用した事業の実現と道路空間の基準 策定などに生かす。国交省 車検証をICカードに
国土交通省は、2022年度中に自動車検査証（車 検証）を電子化し、クレジットカードや運転免 許証などと同サイズのICチップ付カードに変更 する方針だ。22年度以降の新車に一斉導入した 後、使用過程車も継続検査などのタイミングで 順次、切り替える。低迷する「自動車保有関係 手続きのワンストップサービス（OSS）」をテコ 入れする狙いがある。また、官民で車検カード の情報を活用していく考えだ。外国人労働者 整備業受け入れ7 千人
外国人労働者の受け入れを増やす出入国管理 法（入管法）改正案に関し、自動車整備業の受 け入れ見込み人数が当初5 年間で6 千人から7 千人になることが法務省から示された。見込み 数の前提は分解整備業だけで、認証または指定 工場資格を持たない車体整備事業者の受け入れ は想定していない。最終的な受け入れ人数など は改正法成立後の基本方針や分野別方針で決ま る。また、熟練した技能を習得した人材に10年 の在留資格を与える「特定技能2 号」の対象か ら自動車整備は外れる見通しになった。地方版図柄ナンバー 出足好調 既に3 万 5 千件超す
10月から交付が始まった「地方版図柄入りナ ンバー」が好調だ。導入開始から1 ヵ月半が経 過した時点で、全国合計の交付件数は3 万5508 件。国土交通省では「出足としては好調」（自動 車局）と見ている。最も交付が多いのは広島県 の「福山」ナンバーで、5297件と5 千件を突破 した。プロ野球・広島東洋カープのチームマス コットをデザインに採り入れたことが人気の背 景にあるとみられる。今後、年末や年度末の新 車需要期に向けて、販促活動への活用が期待さ れる。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.