九州・沖縄地区の1月新車販売 （3ヵ月連続減の4万3362台）
九州・沖縄地区の2016年1 月の新車販売台数 は前年同月比8.1%減の4 万3362台となり、13ヵ 月連続で減少した。登録車は、前年割れながら も微減にとどめた一方で、軽自動車は2 桁減と 大きく減少した。新車販売に占める軽自動車の 割合は前年同月と比較して、4.2ポイントマイナ スの45.8%だった。国交省の整備業アンケート メカの不満改めて浮き彫り
国土交通省は、自動車整備業の事業者や整備 士（メカニック）を対象とした調査の結果を公 表した。土日出勤や有休の取りにくさを含めた 長労働時間の割に給与が少ないことへの不満や、 仕事のやりがいに対する満足度の低さ、急速に 高度化する技術に追いつけるかどうかに不安を 感じているメカニックが多いことが改めて明ら かになった。国交省は「これまで感覚的に把握 していたことが裏づけられた。業界全体の問題 として真剣に考えるべき時期に来ている」（自動 車局整備課）とし、今後の方向性を報告書にま とめる考えだ。OCRシート 利用者負担ゼロ
国土交通省は、来年1 月から自動車の登録申 請などに使うOCR（光学式文字読み取り）シー トをウェブサイトから無料でダウンロードし、申 請者が印刷できるようにする。文字認識などの 精度が向上したため、現行の専用紙は不要と判 断した。運輸支局などの窓口でも配付する考え。ペダル踏み間違い事故防止 先進機能普及急ピッチ
ブレーキと間違えてアクセルを踏み込むこと で起きる「ペダル踏み間違い事故」の防止機能 が普及し始めた。日本自動車工業会によると、 2014年の新車（乗用車）搭載率は約32%と前年 から倍増。カメラやセンサーを衝突被害軽減ブ レーキや駐車支援装置などと共用することでコ ストも下がっている。高齢ドライバー対策を練 る国土交通省も「高齢者が操作を誤っても被害 を軽減できる」と期待を寄せている。スキャンツール保有8 割
自動車整備事業者のスキャンツール（外部故 障診断機）保有率は8 割余りに達することが、国 土交通省の調査推計でわかった。スキャンツー ルを持たない理由としては「外注や借用でしの いでいる」「価格が高い」などの声が多かった。 同省はスキャンツール補助金を来年度も継続す る考え。研修費を補助対象に含めるなどして整 備技術の底上げを目指す。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.