九州・沖縄地区の3月新車販売 3ヵ月連続で2桁減
九州・沖縄地区の3 月の新車販売台数は前年 同月比10.2％減の7 万6786台と3 カ月連続で減 少した。消費増税前の駆け込みで前年同月の販 売実績が高水準だった影響もあって3 ヵ月連続 で2 桁の減少となった。ただ増税前の駆け込み 需要による影響を受けていない13年同月対比で は4.0％増の販売水準となった。新車販売に占め る軽自動車の割合は前年同月より2.4ポイント アップの48.1％だった。国交省 今年度の高校訪問560校を予定
国土交通省は2015年度の運輸支局長らによる 高等学校訪問の方針をまとめた。自動車整備士 の確保に向け、14年度と同等の約560校への訪 問を計画し、訪問時期を4 月末から7 月までに 前倒しする。訪問時に奨学金制度や体験学習な どの資料を提示し、説明時には進路担当教諭ら の同席を依頼するなど、14年度に行った高校訪 問の改善点を反映。自動車整備の仕事をPRして 進路担当教諭らが持つマイナスのイメージを払 拭、若者が整備の仕事に就職する機会の確保に 努める。スキャンツール補助金申請 今年も7月めど受付
国土交通省は、外部故障診断機（スキャンツー ル）補助金の申請受け付けを今年も7 月をめど に始める方針だ。すでに簡易型のコードリーダー や旧式のスキャンツールを所有している整備工 場でも、補助対象機器を持っていなければ申請 資格がある。国交省はスキャンツールの新規導 入に加え、こうした旧式機器からの買い替え需 要も対象とすることで整備工場の技術対応力を 底上げし、次世代自動車の整備に万全を期す。自リ法立ち入り検査 法令違反2割にも
経済産業省と環境省は、自動車リサイクル法 に基づく全国一斉立ち入り調査結果をまとめ、こ のほど公表した。全国1131事業者を調べたとこ ろ、約2 割に当たる204事業者で法令違反など が見つかり、都道府県などが是正を指導した。今どきの若者は クルマは好きだが運転は嫌い
マーケティングリサーチ会社のクロス・マー ケティングは、自動車を所有する18〜69歳の男 女を対象に「自動車保有に関する調査」を実施 した。クルマ保有に対する年代別の潜在意識を 探ったところ、若年層のクルマ離れの一因とし て「運転の煩わしさ」が存在していることを指 摘。若年層にとってクルマとは、「製品として は魅力的なモノである一方で、運転に関しては 面倒で煩わしいモノ」という位置づけにあると 分析している。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.