経産省 EV・PHV補助金継続
経済産業省は、電気自動車（EV）やプラグイ ンハイブリッド車（PHV）向けの車両購入補助 を2016年度以降も続ける方針を固めた。これま では車両の低価格化や充電インフラの整備に一 定のめどがつく15年度いっぱいでEV/PHV向け を打ち切り、燃料電池車（FCV）に補助金を集 中させる考えだったが、足元の販売動向などを 踏まえ、補助制度を継続して販売を後押しする 必要があると判断した。予算規模や補助内容な どは改めて検討する。排ガス濃度 路上で検出
自動車検査独立行政法人は「排ガスオービス」 の開発に着手した。路上に設置した機器から赤 外線などを使って排ガス中の成分濃度を検出し、 基準超過の恐れがある車両を特定する仕組み。ま ず、抜き打ちで公道を走る車両を調べる「街頭 検査」などで試行的に使用し、機器の有用性を 検証していく。まだ検出精度などに問題がある ものの、将来的には整備不良などにより新車の 数台〜数十台分の排ガスを垂れ流すハイエミッ ター車（高排出車）への警告や取り締まりに役 立つ可能性もありそうだ。運転免許 18歳で「中型」取得可能に
警視庁は、運転免許の区分を見直し、車両総 重量（GVW）3.5トン以上7.5トン未満の車の免 許を新設する方針を決めた。現行の普通免許と 中型免許の区分を変え、中間に新区分を設ける もので、欧州連合（EU）の基準を参考に、普通 免許があれば運転経験を問わず18歳で取得でき るようにする。バスは定員による制限があるた め、事実上トラックなどを対象とした制度の変 更となる。来年の通常国会で道路交通法の改正 を目指す。上期の車両盗難 真近ピークの3分の1に
警察庁は、2014年上期（ 1 〜 6 月）の犯罪発 生状況をまとめた。自動車盗の認知件数は前年 同期比25.5％減の7,959件。オートバイ盗も同 12.9％減の2 万1,951件だった。昨年の自動車盗 難認知件数は2 万1,595件。イモビライザーの普 及などにより、真近のピークだった2003年（約 6 万4 千件）と比べると3 分の1 にまで減った。 ただ、近年は被害金額300万円以上の盗難割合 が増えており、同庁は確実な施錠や盗難防止装 置の活用などを呼びかけている。来年の東京モーターショー 開幕３週間前倒し
日本自動車工業会は、第44回東京モーター ショー2015年の開催概要を発表した。15年10月 29日から11月8 日までの11日間、東京ビッグサイ ト（東京都江東区）で開催する。過去2 回はロ サンゼルスや広州のモーターショーと開催スケ ジュールと重なっていたが、3 週間前倒しした ことで重複を解消した。前回実施した人数限定 プレビューナイトの時間を拡大し、「プレビュー デー」とするほか、一般公開日を1 日早めるな どで、前回の90万2,800人を超える来場を目指す。 Copyright (c) 2012Fukuoka Automobile Service Promotion Association.